Taxnoteアプリは2021年6月15日にfreee株式会社に譲渡されました。
本ページでは、Taxnoteアプリ開発者・梅本氏からの譲渡に関するお知らせ(2021年6月15日時点の内容)を原文で掲載いたします。
今後ともTaxnoteをよろしくお願いいたします。
※ 譲渡に関するご不明点は、「Taxnoteアプリ譲渡に関するよくあるご質問」のヘルプページをご覧ください。
Taxnoteアプリ譲渡の経緯について
この度、Taxnoteを会計ソフトを運営しているfreee株式会社に譲渡することになりました。譲渡は6月下旬を予定しています。その経緯と背景などを話したいと思います。
まず、Taxnoteは梅本個人が2014年2月にリリースし、コツコツ改善を繰り返してきたアプリなのですが、嬉しい事にユーザが毎年着実に増えていきました。その後、サポート含め、個人で運営し続けてきたものの、帳簿データを保存する会計アプリという性質も含め、技術的、心労的にも自分の手に余るなと年々悩みながら運営していました。
特にここ最近は、病気や事故で自分が死んだらアプリも死んでしまうなと考えたのですが、従業員を雇って会社組織として大きくするということは僕の性格的に出来そうにありません。そこで、ちゃんとアプリを託せる譲渡先がないかとずっと考えていたところ、ひょんなことからfreeeさんと話す機会がありました。
もちろん、金銭的に納得のいくオファーであるのも大事なのですが、一番心配していたのが、今後もTaxnoteの良さであるシンプルさを壊さず、しっかりと運営してもらえるかどうかが一番最初に確認したポイントでした。
「以前からTaxnoteの良さは十分わかっており、ユーザ層も違うので、freeeアプリに取り込んだり潰したりはせず、このまま良さを損なわずに別アプリとして運営を続けたい」という意思を最初の段階で言ってもらい、それならばと話を続けることになりました。
特に、表計算ソフト形式の出力や、MFクラウドや弥生へ出力できる機能は外さないで欲しいという部分は一番最初にお願いしました。
担当のTさんとは、ビデオ通話や対面も含め、数ヶ月に渡って何度も話し合いを重ね、会社内の技術者の方々とも実際に対面させてもらいました。会計ソフトのノウハウもあるし、技術者も優秀な人が揃っているので、良い譲渡先だなと段々なっていき、今回の経緯となりました。
譲渡後も、Taxnoteは単体のアプリとして運営される予定なので、特にユーザさんからすると変化はあまり感じられないかもしれません。
作者の梅本自身はアドバイザーとしてしばらく関わっていきます。本当の意味で良いアプリになって欲しいので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。