Taxnoteのデータは、弥生シリーズの以下製品にインポートすることができます。
- やよいの青色申告オンライン
- Windowsの弥生会計・やよいの青色申告
本ページでは、Taxnoteからのデータ出力と弥生シリーズへの取り込み手順を紹介します。
目次
Taxnoteからデータを出力し、弥生会計に取り込む
- 仕訳帳タブの右上のボタン→[〇〇の出力・印刷]をタップします。
- 出力形式で[弥生会計・やよいの青色申告]を選択します。
- [出力する]をタップし、Taxnoteからご利用のメールアドレスに仕訳データを送信します。
- パソコンで届いたメールを開き、添付されたCSVファイルをデスクトップなどに保存します。
- 弥生会計・やよいの青色申告の画面で、[仕訳日記帳]→[ファイル]→[インポート]を開きます。
- Taxnoteの仕訳データを選択し、取り込みます。
※ txt形式しか選べない時は、[すべてのファイル]を表示を選択してCSVファイルも開けるようにします。
参考:やよいの青色申告オンラインに取り込む
弥生会計 製品サポート「[弥生データのインポート]メニューの基本的な使い方」のページをご参考ください。
参考:Windowsの弥生会計・やよいの青色申告へ取り込む
弥生会計 製品サポート「仕訳データを取り込む(インポート)方法」のページをご参考ください。
注意点:やよいの白色申告オンラインには出力できません。
やよいの白色申告オンラインは外部データをインポートする機能がないため、Taxnoteの出力データを取り込むことができません。
よくあるご質問・トラブルシューティング
Q. 補助科目、税区分に対応していますか?
A. カテゴリ名変更で対応可能です。
詳しくは、「補助科目・税区分を出力する」のヘルプページをご覧ください。
Q. 出力ファイルをPCやiPhoneで開くと文字化けするのですが?
A. PCやiPhoneで文字化けしても問題ありません。
弥生会計用の出力ファイルはPCやiPhoneなどで開いた時に文字化けする可能性がありますが、そのまま弥生会計にインポートして問題ありません。これは弥生形式の文字コードが他のソフトで開くと文字化けするためです。
Q. 出力ボタンを押してもファイルが空、またはメールに添付されないのですが?
A. 特殊文字を科目名や備考欄に使用している箇所があると、こちらのエラーとなります。以下の手順で特殊文字を検索し、該当のデータを修正します。
【特殊文字の検索方法】
- データ出力の指定期間で正常に出力される箇所と、正常に出力されない箇所を探します。
- 仕訳帳タブで特殊文字を使用している箇所がないか確認します。
- 特設文字を使用している箇所を修正します。
ご不明な場合は、サポートデスクまでお問い合わせください。
Q. Taxnoteと弥生会計の科目が合っていないためエラーとなるのですが?
A. Taxnoteと弥生会計の科目名を合わせる必要があります。
インポートするTaxnoteのデータに、弥生会計側に登録されていない科目が使われているとエラーとなります。
その場合は、弥生会計側で該当の科目を登録するか、Taxnote側で科目名を変更します。Taxnoteで入力した科目も一括変更可能です。
Q.「やよい形式ではありません」というエラーとなるのですが?
A. 取り込み時に「やよい形式ではありません」というエラーが出て、手がかりがわからない時があります。
これは、Taxnoteから出力時に使うメールクライアント、メールアドレスなどが理由で、送信時に出力ファイルに影響が出てしまうことがあります。
その場合、Taxnoteのデータを以下の方法で送信すると改善される場合があります。
- Macの場合、Airdropで送信する
- DropboxやEvernoteなどの他のサービス経由でパソコン側へデータを送る
- 送信時に使うメールクライアントを変更する、または他のメールアドレスに送信する
その他、よくあるケースとして、会計年度が2020年度の帳簿に、2021年など違う年の仕訳帳が混ざったデータを取り込むと、「選択されたファイルは弥生インポート形式ではありません。項目数や文字コード(Shift-JISのみ)を確認してください。」のようなエラーメッセージが表示されます。
Q. 「不正な行が存在するため~」のエラーとなるのですが?
A. 弥生会計のバージョンによってはエラーログが作成されるため、そちらからエラーの原因を確認することができます。
詳しくは、弥生会計 製品サポート「仕訳データをインポート(取り込み)する際に、インポートエラーが表示される」のページをご覧ください。
また、以下のよくあるエラーの原因もご確認ください。
【よくあるエラーの原因】
番号 | エラーの原因 | 対応方法 |
① | 弥生会計側の会計期間と合わない年度のデータがTaxnoteの出力データに入っている。 | 例えば、弥生会計側の会計年度が2020年の場合は、Taxnoteの出力データを2020年のものだけにしてお試しください。 |
② | Taxnoteで使用している勘定科目が弥生会計側で登録されていない。 | エラーログを参考に、Taxnoteで使用した科目を弥生会計側でも登録をお試しください。入力画面右上の編集ボタンから、Taxnote側で科目名をまとめて変更することも可能です。 |
③ | docomoなどのキャリアメールで送信した時、データが横一列になるバグが発生する。 |
キャリアメール以外、例えば「@gmail.com」のアドレスから送信、または他のデータソフトを使ってパソコンに移すなど、送信方法を変えると改善される場合があります。 詳しくは、「一行表示・文字化けの対策について」のヘルプページをご覧ください。 |
④ | メール送信時に中身が弥生会計で取り込めないように変わってしまう。 |
表計算ソフトで開いた際は問題なさそうに見えても、弥生会計に取り込むとエラーとなる場合があります。 この場合も、「③」と同様に「@gmail.com」のアドレスから送信、または他のデータソフトを使ってパソコンに移すなど、送信方法を変えると改善される場合があります。 |